- 2024.01.16脱AGEs②
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食後、毎度のように眠気や仕事の能率低下を自覚しているなら、食後高血糖→反応性低血糖が連鎖している恐れがあります。食後高血糖が恐いのは、AGEsの産生を促しやすいからです。
AGEsは「終末糖化産物」の略称です。血糖値が高くなり、糖質が体温で温められるとらカラダを作るタンパク質(正確にはアミノ酸)が糖質で変化する「糖化」が進行します。それで作られるのがAGEsです。そしてAGEsは細胞内の特定の受容体と結合し、炎症を促すシグナルを広げ、有害な酸化を招く活性酸素の発生も盛んになります。
慢性的な炎症と酸化は、カラダを内側から疲弊させる疲労の引き金となります。一度生じたAGEsは排泄されにくく、カラダに溜まる一方の悪玉です。






