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「○○には身体に良い脂質が豊富に含まれているので、積極的に摂りましょう！」という触れ込みをテレビやネットで耳にしたことがあるかと思います。巷では、「良い脂質と悪い脂質」というフレーズがたびたび飛び交いますが、そもそも脂質に良いも悪いもあるのかが疑問です。

“良い脂質”にの一つとよく語られるものに「不飽和脂肪酸」があります。不飽和脂肪酸は身体によく、飽和脂肪酸は身体に悪いというのが、一般的に広まっていますが一概にはそうとは言い切れません。
どの脂肪酸にも体内で何らかの役割を持ってきます。しかし、適量を超えた摂取においては、身体にとってマイナスに働くことがあります。飽和脂肪酸をゼロにして不飽和脂肪酸だけをとっておけば良いのかと言えば、そんなことはないです。