- 2025.03.13座り続けることで起こる健康への害
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座り続けることが、ナゼこんなに悪いのか🪑その問いに対する明確な答えの一つは、座った姿勢では筋肉がまるで働かない点にあります。
体重の約40%は筋肉。その70%前後はヘソから下の下半身に集まります。
座ったままだと、股関節、膝関節、足関節(足首)という下半身の3大関節はフリーズしたまま。これらの関節を動かす下半身の筋肉も、動かぬままです。お尻の大臀筋、太腿の大腿四頭筋とハムストリングス、ふくらはぎの下腿三頭筋など。
筋肉は運動不足だと年1%の割合で衰えますが、座位時間が長いとその弱体化に拍車がかかる恐れがあります。
筋肉は運動時だけではなく、安静時も体温を保つために体脂肪を空焚きして活発な代謝を行い、じっとしているときでも消費する基礎代謝の20%程度を担うのは、筋肉です。
ゆえに座りすぎで下半身をはじめとする筋肉が衰えると、基礎代謝はダウンするのです。