- 2025.01.30座りすぎリスクを避ける
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座っている時間と健康との関わりを調べる際は、1日トータルでどの程度の時間座ったり、寝転んだりしたかが目安となっています。
しかし、それ以外にも見逃せないポイントがあり、座っている間、途中どんな頻度でブレイクを入れるかで、健康を害するリスクは変わると言われています。
メタボではない430人の働く人を3年間追跡し、メタボの発生率を調べた研究によると、
「30分以上連続して座り続ける時間が長い人では、メタボ発生率が最大3倍近くになっていた。一方、連続して座り続ける時間が30分未満であれば、たとえ座っている時間がトータルで長くなっても、メタボ発生率には有意な差がなかった。」と。
しかも先行研究では、ブレイク後どんな強度で動いても、得られる健康効果に差はないと言われています。
大事なのは、強度ではなく頻度です。運動を日常的に取り入れることが改善、介護予防へと繋がります。






