- 2025.10.11季節の変わり目
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朝晩が涼しくなり、少しずつ季節の移り変わりを感じてきました。気づけば周りで「風邪をひいた」「体がだるい」といった声を耳にすることが増えてきます。
季節の変わり目は、寒暖差が大きく、自律神経が乱れやすい時期です。気温の変化に体がうまくついていけず、免疫力が下がることで、風邪や体調不良を起こしやすくなります。特に高齢の方にとって、体調のちょっとした変化は油断できません。咳や鼻水などの軽い症状でも、筋力の低下や食欲不振につながることがあります。そうなると、外出の機会が減り、さらに体力が落ちてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
この時期に意識してほしいのは、「免疫を支える生活習慣」を整えること。
まずは睡眠です。夜更かしを避け、しっかり体を休めることで免疫細胞の働きが高まります。
次に食事。ビタミン・ミネラルを含む野菜や果物、良質なたんぱく質を意識的に摂ることが大切です。
そしてもう一つ大切なのが、適度な運動です。運動というと、「風邪をひきそうな時は休むべき」と思う方も多いですが、普段から軽い運動を習慣にしておくことが、そもそも風邪をひきにくい体をつくります。
血流が良くなり、体温が上がることで、免疫細胞が活発に働くようになります。さらに、筋肉を動かすことで自律神経のバランスも整いやすくなるため、季節の変わり目の不調を防ぐ効果があります。CORE COLORのトレーニングでは、「無理をしない」「続けられる」運動を大切にしています。体の状態を見ながら、その日の体調に合ったメニューを組むので、体力に自信がない方でも安心して取り組めます。
軽いストレッチや呼吸を整えるエクササイズだけでも、体がポカポカしてくるはずです。季節の変わり目を元気に乗り越えるためには、特別なことよりも、日々の積み重ねがいちばんの近道です。
「風邪をひきにくい体」は、自分でつくることができます。
ぜひ、体を動かす習慣をこの時期にもう一度見直してみましょう。






